【英語学習】英語で道を表す単語の違い avenue, street, boulevard, drive, etc.
アメリカで車を運転したり、街の中を歩いていると、道を表す表現が多数あることに気づきます。ロサンゼルスだとStreet, Avenue, Boulevardが多いです。これらの単語は、厳密なルールの基に使い分けられているわけではありませんが、それぞれの単語が持つイメージがあります。今回は、これらの違いについてまとめてみました。
1分でわかる要点
- 道を表す単語は厳密なルールの基に使い分けがされるものではなく、あくまでイメージである
- Boulevardは「超大通り」、StreetやAvenueは「大通り」と言っても差し支えないくらいの公共の整備された道に使う
- 逆にRoadは郊外や田舎の建物がないエリアの道に使われることが多い
Avenue(Ave.)とStreet(St.)
AvenueやStreetも、場合によっては「大通り」と訳出されるような、市街地にある公共の整備された道を表す表現です。このAvenueとStreetは非常に意味が近いです。昔、中学の頃にAvenueと言えば南北方向の通りと習った気がしますが、アメリカでは特にそんなルールもなく、東西に道が走っていようがAvenueが使われている気がします。
厳密な使い分けではないですが、Streetは「脇に建物のある公共の道」、Avenueは「脇に樹木等がある公共の道」というところで、若干言葉の持つイメージが異なります。
Boulevard (Blvd.)
大きくて広い道に使われる表現で、訳出としては「大通り」という表現がしっくりきます。イメージとしてはAvenueやStreetよりも、より「大通り」という意味が強く、中央分離帯があるような広い道を指すことが多いようです。
Drive (Dr.)
こちらは真っすぐではなく、長く曲がりくねった道に使うことが多いようです。アメリカの大都市圏では真っすぐな道が非常に多いのですが、確かにDriveという表現が使われている道は、特定の区間で曲がりくねっていることが多い気がします。
Road (Rd.)
Avenue, Street, Boulevardあたりは公共の整備された道というニュアンスですが、郊外や田舎の建物がないエリアの道にRoadが使われることが多いようです。
Lane (Ln.)
狭い道で、Driveと同様曲がりくねっていることが多いです。