Arizona,  Sightseeing

アリゾナソノラ砂漠博物館の観光情報と訪問体験談

アリゾナ・ソノラ砂漠博物館(Arizona-Sonora Desert Museum)は、アメリカ合衆国アリゾナ州のツーソン(Tucson)という街の近くに位置する博物館で、砂漠生態系や環境に焦点を当てた施設です。サボテンが有名なサワロ国立公園の中にあります。

今回は、アメリカ旅行中に、この博物館を訪問してきましたので、体験談を基に観光情報を紹介したいと思います。

※ 2024年2月訪問時点の情報です。

概要

アリゾナ・ソノラ砂漠博物館(Arizona-Sonora Desert Museum)では、砂漠の生態系や動植物相、地質学的な特徴などに焦点を当てた様々な展示が行われています。

植物園のようにサボテンが多く群生する中をトレイルするコースもありながら、動物園のように動物が檻の中に展示されていたりもします。植物園と動物園の要素が組み合わさっており、砂漠地域独特の生態系を理解するのに役立つ展示があります。

アクセス

サワロ国立公園という国立公園の中にあり、ビジターセンターから約5分の位置にあります。アリゾナ州のツーソンという街から車で約30分程度です。

博物館の正面に無料の駐車場があるため、車は比較的簡単に止めることができます。

サワロ国立公園については、以下の記事にもまとめていますので、興味のある方はご覧になってください。

料金・営業時間

入園料は大人1名あたり29.95ドル、 子供1名(3-12歳)あたり19.95ドルです。事前にインターネットでチケットの購入も可能ですが、当日窓口で購入することも可能です。

営業日は年中無休で、10月~5月の間は午前8時30分~午後5時、6月~9月は午前7時30分~午後2時の営業時間です。

訪問体験談

サワロ国立公園の訪問と合わせて訪問しました。

サボテンが群生する園内を歩き、さまざまな展示を巡る形となっています。一部ショートカットしながら見学しましたが、それでも大体1時間半程度は掛かりました。

園内を歩くコースは、さまざまな野生動物に遭遇するケースがあるようです。私も散策中に、ハミングバードに遭遇しました。危険な動物に遭遇する可能性を危惧していましたが、今回の訪問の中ではその危険性を感じる瞬間はなかったです。

動物は、ガラガラヘビやタランチュラ、サソリなど、砂漠に生息する動物が展示されています。また、Mountain Lion (Puma)などの比較的珍しい動物も、運良く近距離で見ることができました。また、ハミングバードなど、このあたりに住む鳥も展示されています。

博物館内には、コウモリや鉱石などが見られる洞窟などの一風変わった展示もあります。

また、数は多くありませんが、入口を入ってすぐのところには水族館のような水槽の展示もあります。

ギフトショップでは、サボテンやぬいぐるみ、Tシャツなどのお土産を購入することができます。

個人の感想ですが、砂漠に関連する展示に特色を持つ博物館ということで、日本ではあまり目にしない動物や植物を目にすることができるため、行ってよかったと思える博物館でした。アメリカは他にも魅力的な観光地が数多くあるため、ツーソンに行く機会は多くないと思いますが、近隣を訪問された際には、是非訪れてみてはいかがでしょうか。