Sightseeing,  Utah

冬のブライスキャニオン国立公園の観光情報と訪問体験談

ブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)は、アメリカのユタ州に位置する国立公園であり、雨や川の浸食で石灰石が削られることでできる岩の柱が無数に並ぶ独特な景色で知られています。

今回、冬(2月の下旬)にブライスキャニオンを訪問しましたので、そのときの体験を基にブライスキャニオン国立公園の観光情報と、冬のブライスキャニオンについて紹介したいと思います。

アクセス

ブライスキャニオン国立公園は、アメリカのユタ州にあり、ネバダ州のラスベガスから車で約4時間、ユタ州の州都であるソルトレークシティからも約4時間の位置にあります。

大都市から遠いブライスキャニオン国立公園ですが、周囲にはザイオン国立公園や、キャピトルリーフ国立公園、グランドキャニオン国立公園など、見所となるスポットが多数ありますので、これらと合わせて訪問を計画するのもよいでしょう。

国立公園の入場料

入場料はビジターセンター近くのエントランスゲートを通過する際に払います。車1台あたり、入場料金は35ドルです。

国立公園の年間パスポート(80ドル)も使えます。ブライスキャニオンからは、ザイオン国立公園など他の国立公園も近いので、複数の国立公園を回る場合には年間パスの購入を検討してみるとよいでしょう。

冬のブライスキャニオン訪問記

2024年2月下旬に車でブライスキャニオンを訪問しました。冬の訪問ということで、雪を懸念していましたが、私が訪問した日に関しては、車道の雪はしっかりと除雪がされていて、国立公園の一番奥にあるRaindow Pointまで車で走ることができました。天候によっては行ける場所に制限があるため、事前にホームページ等で情報を仕入れるとよいでしょう。

まずは、エントランスゲートの近くのビジターセンターに立ち寄りました。こちらではお土産の購入なども可能です。

その後、国立公園の奥の「Rainbow Point」まで車で向かいました。ビジターセンターから約18マイル(29km)程度の道のりのため、片道30分程度は掛かると思います。

以下の画像は「Rainbow Point」付近の様子です。雪が積もっていますが、人が通るコースは除雪がされ、景色を眺めることに関しては支障がないことが分かります。

以下の写真はRainbow Pointからの景色です。

その後、再びビジターセンターの方に車で戻りながら、展望スポットである「Natural Bridge」で停車して、景色を眺めました。以下の写真のようなアーチを見ることができます。白い雪とのコントラストが美しく、非常におすすめのスポットです。

最後はビジターセンター付近の「Bryce Point」で停車し、 岩の塔が立ち並ぶ様子を鑑賞しました。

冬のブライスキャニオンは雪が深いのでトレイルなどには向きませんが、橙色の岩と、白い雪が織りなすコントラストが美しく、冬ならではの景色を見ることができます。個人的には今回の訪問で、お気に入りの国立公園の一つになりました。是非興味があれば、冬のブライスキャニオンに訪れてみてください。