アメリカ・テキサス州の都市「エルパソ(El Paso)」の観光情報、見どころ、おすすめのお店を紹介
エルパソとは
アメリカ合衆国テキサス州の最西端に位置する都市。メキシコとの国境となっている「リオグランデ川」の対岸に位置しています。人口は約68万人で、その8割がヒスパニックまたはラテン系です。そのため街中でもスペイン語をメインで話している方が多く、スペイン語で話しかけられることもしばしばありました。今回はそのエルパソを訪れましたので、観光情報や見どころ、おすすめのカフェやレストランなどをご紹介してまいります。
アクセス
残念ながら「エルパソ国際空港」まで日本からの直行便はありませんので、ロサンゼルス国際空港などの日本からの直行便がある空港で乗り継ぎが必要です。ロサンゼルス国際空港からは飛行機で約2時間15分の距離にあります。
エルパソ国際空港からエルパソ市内まではタクシーで15分ほどの距離です。バスの利用も可能です。
見どころ
一番の見どころはやはりメキシコとの国境や検問が見られるところです。国境を挟んだメキシコ側にはシウダー・フアレスという人口150万人を抱える大都市が存在しており、メキシコ側からアメリカ側に通勤している人もいるようです。
検問は時間帯によっては車が何台も並んでいました。国境の近くの壁にはアート作品のような絵が描かれていました。
あとはヒスパニックまたはラテン系の方が多いということで、他のアメリカの都市とは全く違った雰囲気でした。メキシコ料理のお店も多く、スペイン語を目にする機会も多かったため、別の国に来ているような印象を受けました。
ロサンゼルスなどの大都市と比較して感じたのが、物価が安いところです。スーパーに行ってもカフェやレストランに行っても、全体的に値段が安かったです。
おすすめのお店
①Sushi Itto
この辺りでは珍しい日本食レストランで、お寿司や天ぷらなどがいただけます。カリフォルニアロールなどのお寿司が美味しいです。
②Kaedama
こちらは名前の通りラーメン屋さんです。こちらのラーメンは結構アメリカナイズされていて日本のものとは少し違います。味もかなりこってりですが、美味しいです。
③787 Coffee
こちらのお店はコーヒーの味はもちろん、お店の雰囲気もとても良いです。変わっているのがコーヒーの容器で、プラスチックバッグに入れて提供されます。ハートマークがついていて可愛らしいですね。
④District Coffee Co.
こちらのコーヒーもとても美味しいですが、こちらのお店で召し上がっていただきたいのがサンドウィッチです。「Cucumber Avocado Sandwich」が特におすすめです。
⑤Spec’s Wines, Spirits & Finer Foods
こちらのお店はたくさんのお酒が販売されています。注意していただきたいのが、バックパックの持ち込みはできないので、持っている場合はレジの横に置いていかなければなりません。盗難などが心配な場合はそもそもバックパックを持ち込まないのが吉ですね。
テキサス州限定のお酒もいくつかありましたのでお土産にもおすすめです。
⑥99 Cents Only Stores
こちらのお店はすべての商品が99セントというわけではなく、すべての商品の値段の下二桁が99セントに統一されてました。ただし、全体的にお値段も安いので、お土産だけではなく飲み物などの調達にもおすすめです。
街の様子
街の様子はこんな感じです。どこか歴史を感じるような独特な建物ですね。地元に愛されているようなお店が立ち並んでいて、どこも物価が安かったです。
ランドマークの「エルパソサイン」がありました。
検問の近くの壁にはアート作品のようなものが描かれていました。その近くに地べたで絵を描いている方もいました。
展望台に上ると、エルパソの街を見渡せます。奥の方にリオグランデ川が見え、その向こう側にメキシコがあります。
まとめ
今回はアメリカ合衆国テキサス州の都市「エルパソ(El Paso)」についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。同じアメリカでもロサンゼルスやニューヨーク、シアトルなどとは全く違う国のような場所で、アメリカの広さを改めて思い知らされるような旅行でした。少しマイナーな観光地ではありますが、メキシコとの国境が見られたりとなかなかできない体験だと思います。非常におすすめな観光地ですので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。