J・ポール・ゲティ美術館(J. Paul Getty Museum, Getty Center)の観光情報、アクセス、料金等の紹介
先日、J・ポール・ゲティ美術館(The Getty)を訪問してきました。J・ポール・ゲティ美術館はロサンゼルスにある有名な美術館の一つです。今回訪問した際の経験を基にJ・ポール・ゲティ美術館を紹介します。
※ 2022年10月29日時点の情報です。情報に変更がある可能性があるため、正確な情報に関してはJ. Paul Getty Museumの公式ページなどを参照してください。
J・ポール・ゲティ美術館とは
J・ポール・ゲティ美術館(J. Paul Getty Museum)は石油ビジネスで一大財産を築いたJ・ポール・ゲティのコレクションを基にした美術館で、ゲティ財団により運営されています。ゲティ財団の運営する美術館はロサンゼルスの2箇所にあり、一つはSan Diagoフリーウェイ沿いにある美術館「Getty Center」で、もう一つはロサンゼルスの西海岸沿いにある「Getty Villa」です。
この二つを総称して「J・ポール・ゲティ美術館」と呼ぶのが正式のようですが、今回は特に著名な前者の「Getty Center」の方を紹介します。
Getty Centerに収容されている著名な作品として、以下があります。
- 『アイリス』(フィンセント・ファン・ゴッホ)
- 『Arii Matamoe』(ポール・ゴーギャン)
- 『鉾槍兵の肖像』(ヤコポ・ダ・ポントルモ)
アイリスはオークションハウスで5390万ドル(約70億円)で取引された絵で、一見の価値があります。
J・ポール・ゲティ美術館のアクセス
J・ポール・ゲティ美術館は、電車の駅等から比較的遠いところにあるため、公共交通機関だと比較的アクセスがしづらいところにあります。
車でのアクセス
車でのアクセスをする場合はフリーウェイ(I-405, San Diago Freeway)沿いのため、フリーウェイの「Getty Center Dr.」から出ることでアクセスが可能です。下道を行く場合は、Sepulveda Blvd. (North Sepulveda Blvd.))沿いにロサンゼルスの中心部方向から北上し、Getty Center Dr.で左折することで、アクセスできます。
駐車場は下記のGetty Centerにある駐車場を使うことができます(1日20ドル)。美術館からは少々距離がありますが、美術館までは専用のトラムでアクセスをすることができるため、長い距離を歩く必要はありません。トラムに約5分ほど乗り、丘の上の美術館に向かうことができます。
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関で向かう場合には、メトロのバス734系統(平日)か、234系統(土日)が、J・ポール・ゲティ美術館近くのThe Getty Centerに向かうので、バスでアクセスをする必要があります。
この734 or 234系統ですが、メトロから乗り換える場合は、メトロエキスポライン(Expo Line)のExpo/Sepulveda駅から乗り換えることができます。
営業時間・休館日は?
営業時間は以下の通りです。
火曜~金曜、日曜:10:00~17:30
土曜:10:00~20:00
月曜日は休館日となります。
チケットの入手方法・価格
チケットの価格は無料です(ただし車で行く場合には駐車場代が20ドル掛かります)。
確実に入館するために、無料ですがチケットを事前に予約していくことをおススメします。
外部サイト:チケット予約ページ(J・ポール・ゲティ美術館)
J・ポール・ゲティ美術館で楽しめるもの
展示
著名な絵画だけでなく、彫刻等の幅広い芸術作品を観ることができます。美術館は二階建ての建物となっており、所要時間はスムーズに見ても1時間~2時間程度は掛かるでしょう。下記の絵の1枚目がマネの『Jeanne (Spring)』、2枚目がゴッホの『アイリス』です
絵以外の展示も充実しています。宗教色の強い作品が多い印象です。
美術館の建物の近くには庭園があり、散歩することもできます。天気が良い日だったので、こちらも非常に賑わっていました。
お土産の購入
美術館としてはお土産も充実している印象がありました。館内に複数のお土産屋がありますが、館の入り口近くにあるお土産屋が大きく、Tシャツや本、アイリス関連のグッズなど、さまざまなお土産が販売されています。
J・ポール・ゲティ美術館からの景色
美術館は丘の上に存在するため、ロサンゼルスの街を見下ろすことができます。