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「How long~?」と「How far~?」の意味・違いについて徹底解説 英語で「どれくらいかかりますか?」と聞きたいときに使える表現、例文を紹介

英語で「どれくらいかかりますか?」と聞きたい場合、「How long~?」と「How far~?」の2つの表現をよく使います。しかしこの二つには明確な使い分けが必要ですので注意しましょう! 今回はこの二つの違いを、例文も交えてわかりやすく解説いたします。日常会話でよく使う表現ですし、覚えてしまえばとても簡単ですので是非ご覧ください。

1分でわかる要点

  • 「How long~?」は大抵、時間や期間を尋ねたいときに使う
  • 「How far~?」は2地点の具体的な距離や遠さを尋ねたいときに使う
  • 「How long~?」は物の長さを尋ねる時にも使い、その場合は「How far~?」は不適切になる

「How long~?」の使い方、例文

「How long~?」はよく時間の長さや期間を尋ねる際に使います。例えば、営業時間や通勤時間などを質問するときなどに使います。

ちなみに営業時間を聞きたい場合は「How long are you open?」などと言って聞くことができます。海外旅行の際などに使えると便利ですので覚えておきましょう。

また、物体の長さを尋ねたいときも「How long~?」を使って質問できます。例えば、お店などで「これはどれくらいの長さですか?」と聞きたいときにも使えます。ただし全体的な大きさを聞きたいときは「How big is 〇〇?(〇〇はどれくらいの大きさですか?)」と聞く方が適切です。

例文

(a)”How long have they been married?”
 ”More than 30 years.”
「彼らは結婚してからどれくらいなの?」
「30年以上だよ。」
(b)”How long does it take from here to your house?”
 ”It takes 10 minutes on foot.”
「ここからあなたの家まではどれくらいかかりますか?」
「歩いて10分だよ。」
(c)”How long is that piece of wood?”
「あの材木はどれくらいの長さですか?」

「How far~?」の使い方、例文

「How far~?」は2地点の具体的な距離や遠さを尋ねる際に使います。例えば、目的地の場所がどれくらいの距離感の場所にあるかや、アメリカと日本はどれくらい離れているかなどを質問したいときに使える表現です。

答える際は、「〇〇km」などの物理的な距離で言うこともできますし、「車で〇〇分」のようにかかる時間で答えることも可能です。

例文

(a)”How far is it from Japan to the U.S.?”
 ”About 9,700km.”
「日本とアメリカはどれくらい離れていますか?」
「約9,700kmです。」
(b)”How far is the nearest pharmacy?”
 ”It’s 5 minutes away from here.”
「一番近い薬局はどれくらいの距離にありますか?」
「ここから5分くらいのところです。」

「How + 形容詞」 の応用

こちらの構文は非常に便利で、様々な形容詞と合わせることで、多様な質問を作ることができます。

例えば「身長はいくつですか?」と聞きたいときは、高いという意味の形容詞tallを使って「How tall are you?」ということができます。他にもoldで年齢、oftenで頻度を聞くなど沢山の文を作ることができます。

「How long~?」と「How far~?」の使い分けができるようになってきたら、他の形容詞を使って応用してみましょう。

まとめ

今回は「How long~?」と「How far~?」の違いを、例文も交えて解説しましたがいかがでしたでしょうか。英語の日常会話で非常によく使う表現ですし、とても便利な表現ですので是非覚えていただきたいです。ニュアンスを理解すれば意外と簡単に使えるとも思いますので、英会話や海外旅行の際に使ってみてはいかがでしょうか。

またこちらの記事ではおすすめの英語学習の本8選をご紹介してますのでよろしければご覧ください。