メサヴェルデ国立公園の観光情報と訪問体験談
メサヴェルデ国立公園(Mesa Verde National Park)は、アメリカ合衆国のコロラド州にある国立公園であり、アメリカの原住民であるプエブロ族の遺跡が多く残されていることで知られています。プエプロ族は、約1400 年前に断崖をくりぬいて造った住居に住んでいたため、これらの住居の跡を鑑賞することができます。
2024年2月にメサヴェルデ国立公園に立ち寄りましたので、メサヴェルデ国立公園の紹介と、冬のメサヴェルデの訪問記を紹介します。
※2024年2月時点の情報です。
アクセス
ニューメキシコ州のアルバカーキやサンタフェから車で約4時間~5時間程度です。
モニュメントバレーからは約2時間30分程度の所要時間なので、グランドサークル巡りの一環として訪れることも可能です。
入場料
入場料はビジターセンターを過ぎた少し先にあるエントランスゲートを通過する際に払います。入場料金はオンシーズン(5/1~10/22)で車1台あたり30ドル、オフシーズン(10/23~4/30)で車1台あたり20ドルです。国立公園の年間パスポート(80ドル)も使えます。
ガイドツアー
5月~10月頃のオンシーズンの時期には、遺跡まで歩いて下りて鑑賞ができるガイドツアーが何種類か実施されています(クリフパレスツアー、バルコニーハウスツアーなど)。インターネットなどで事前にチケットを購入することができるため、興味のある方はチケットを購入の上、訪問するとよいでしょう。
冬のメサヴェルデ訪問記
今回、2024年2月にメサヴェルデ国立公園を訪問しました。ニューメキシコ州の方からモニュメントバレーの方向へ抜ける途中に軽い気持ちで立ち寄り、国立公園内をドライブしました(所要時間2時間程度)。5月~10月頃のオンシーズンには、実際に遺跡のところまで歩いて下りて鑑賞するガイドツアーが実施されているようですが、冬の間はツアーは行われていないようです。そのため、遺跡まで下りることはできず、上から眺めるだけとなります。
以下の写真はエントランスの手前にあるビジターセンターと、その周囲の景色です。ビジターセンターではお土産の購入などを行うことができます。
ビジターセンターを後にして、エントランスで入場料を払った後は、メサヴェルデで遺跡を見ることができる国立公園の奥のエリアまで車を走らせます。今回はツアーに参加しませんでしたが、クリフパレスツアーやバルコニーハウスのツアーなども、国立公園の一番奥が集合場所となっているようです。奥まではエントランスから車で約25マイル(40km)程度と、片道30分~1時間程度は掛かるのでご注意ください。
この日は以下の写真のように雪が積もっていましたが、道は除雪されており、雪の上を走る場面はなかったです。
また、遺跡が注目されるメサヴェルデですが、それだけではなく、標高2500メートル級の高地にあり眼下に望む景色も美しいです。
国立公園の一番奥のエリアまで行くと、ビューポイントから断崖の遺跡を眺めることができます。遺跡まで降りることはできないのは残念ですが、十分に楽しむことができました。