モニュメントバレーの観光情報と訪問体験談
アメリカのアリゾナ州とユタ州の境界付近に存在するナバホ族の聖地である「モニュメントバレー(Monument Valley)」に関する情報を紹介します。
※ 2024年2月時点の情報です。
概要
モニュメントバレーはアメリカのアリゾナ州とユタ州の境界付近に存在する「Monument Valley Navajo Tribal Park」のことで、古くからアメリカの南西部に住むインディアン部族であるナバホ族の居住地で、現在その一部はナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されています。
ビュート(Butte)と呼ばれる大小の岩山や、メサ(Mesa)といわれるテーブル形の台地が点在しており、トム・ハンクス主演の映画フォレスト・ガンプのロケ地としても知られています。
アクセス
近郊の大都市だと、ラスベガスから車で約6~7時間程度と、非常にアクセスが難しい場所にあります。
グランドキャニオンやアンテロープキャニオンから3時間程度の距離にあるので、これらのスポットと併せて訪問するのがベターです。
入場料
入場料は、U.S. Route 163から曲がってビジターセンターに入る直前にあるエントランスで払います。フォレストガンプの撮影に使われた「フォレストガンプポイント」はU.S. Route 163上にあるため、U.S. Route 163をドライブするだけであれば入場料を支払う必要はありません。
ビジターセンターの駐車場から、モニュメントバレーの中をドライブするScenic Driveに入ることができますが、ここをドライブする場合には入場料が必要です。
入場料は、1人あたり8ドルです。国立公園ではないため、国立公園の年間パスポートは使えない点には注意してください。また、国立公園の場合は車1台あたりで料金が掛かりますが、モニュメントバレーは1人あたりの金額になるため、エントランスで人数を聞かれます。
見どころ
ビジターセンター
ビジターセンターの展望台から、ビュートやメサを眺めることができます。時間がなければ、ビジターセンターだけの訪問でも良いでしょう。
ギフトショップもあり、お土産の購入も可能です。
Scenic Drive
ビジターセンターの駐車場を起点に、モニュメントバレーの中をドライブできるルートが「Scenic Drive」です。Scenicドライブは15マイル(24㎞)に渡る舗装されていない道路で、制限速度が15マイルなので、最低でも1時間以上の所要時間を見込んでおいた方が良いと思います。
フォレストガンプポイント
フォレストガンプポイントは、U.S. Route 163上のユタ州側にあるポイントで、ここは入場料を払うことなく通ることができます。
映画フォレストガンプで、主人公が最後に走るのをやめたのが、このフォレストガンプポイントです。車を止めるスペースがあるので、停車して景色を眺めることが可能です。