アメリカのスーパーマーケットでの値札の見方
日本での値札の見方に慣れていると、アメリカでのスーパーマーケットの値札の見方に戸惑いますよね。本記事ではアメリカのスーパーマーケットでの値札の見方を紹介します。
1分でわかる要点
- 値札は主に2種類に大別され、一つが「Per Each (ea)」で、もう一つが「Per Pound (/lb)」
- 「Per Each (ea)」は製品1個あたりの値段
- 「Per Pound (/lb)」は製品の1ポンドあたりの値段で、1ポンドは454グラムである
Per Each (ea)による値札表記
上の画像のように、値札に値段が書かれており、最後に「ea」と表記されている場合、これは「Per each」を表し、食材の1個あたりの値段を表します。すなわち、スイカであればスイカ1個当たりの値段を示します。
日本のスーパーマーケットでは、果物などは一般的に1個~円で売られていると思いますが、それと同じです。日本でも馴染みのある表記で、直感的にわかりやすい表記と言えます。
上記の画像は、大きい数字がドル($)を、小さい数字がセント(¢)を表し、すなわち7.99$であることを示します。
Per Pound (/lb)による値札表記
こちらは「Per Pound」、すなわち1ポンドあたり~円ですよという表記になります。ポンド自体が日本では馴染みのない重量表記なので、1個購入したら思わぬ高額だったということもあり得ます。
よって、アメリカのスーパーでは重さを測るための秤が置いてあることが多いです。
1ポンド=??グラム
さて、1ポンドは何グラムなのでしょうか。
重量の換算は1ポンド = 453.6g(グラム) = 16オンスとなります。1ポンドは約454グラムと覚えましょう。すなわち、上記の写真は454グラムあたり、2.49$の価格であることを示しています。
また、英語ではポンドというよりはパウンドという発音なので、この点も注意すると良いでしょう。
何故lbと表記するのか
これは、ラテン語で秤を示す「Libra(リブラ)」から来ているもので、古代メソポタミアでは穀物の重さに基づいて単位を決めていましたが、それを量る秤を「Libra(リブラ)」と呼び、重さのことを「Pounds」と呼んでいました。しかし、いつの間にか英語の言語体系が出来上がる中で、LibraがPoundsを指すものとして定着していったため、ということのようです。
その他の表記について
例えば上記の表記ですが、これは右下に1.50eaと書かれていることからもわかるかもしれませんが、2個で3$ということです。これは右下に1.50eaと書かれていますが、例えば「$2 each」と書かれていて、1個で買うと割高という場合もありますので注意が必要です。
また、こちらの記事ではアメリカのスーパーでの買い物の仕方や、スーパーマーケット「ボンズ(Vons)」についてご紹介してますので、よろしければご覧ください。