ロサンゼルスの無料の科学博物館 スペースシャトルエンデバー(Space Shuttle Endeavour)の観光情報、見どころを紹介
今回はロサンゼルスにある無料の科学博物館のスペースシャトルエンデバー(Space Shuttle Endeavour)をご紹介してまいります。こちらの博物館はNASAのスペースシャトルプログラムで生み出された最後のスペースシャトルである「エンデバー(Endeavour)」の実物が展示されていたことで知られています。現在は新しいプロジェクトに向けて展示を休止していますが、将来的にはまた見られるようになるそうです。展示内容は宇宙に関することだけではなく、自然やそれに関する研究などについて等、様々な展示があります。その他にも動物や魚類が見られたりなど、様々な魅力があり、しかも入場料が無料ですので非常におすすめな博物館です。
※2024年3月時点の情報です
チケット
チケットは無料で入場に予約は必要ありません。
ただし、 IMAX Theater と Special Exhibitにはチケット料金がかかります。事前予約することをおすすめしますが、博物館前でも購入できます。ただし時間が決まっているものもありますので注意が必要です。
営業時間
営業時間:10:00~17:00
定休日:サンクスギビング、クリスマス、元日
アクセス
エクスポジション公園(exposition park)内にあり、メトロのExpo Park/USC Stationから徒歩3分程度です。
エクスポジション公園内にはロサンゼルス自然史博物館やローズガーデンもありますので、併せて観光するのもおすすめです。また向かいには南カリフォルニア大学(USC)のParkキャンパスがあります。
見どころ
一番の見どころはやはり「スペースシャトル・エンデバー」です。生で見るとその迫力は圧巻でした。ただし残念ながら、現在は「Samuel Oschin Air and Space Center」という新しい施設に展示するために、一般には公開されていません。スペースシャトルプログラムの最後のスペースシャトルとして、非常に希少なものですので、次に一般公開される時にはぜひ実際に見ていただきたいです。
またそれ以外にも、宇宙に関する研究の過程でどんな挑戦や実験がされてきたのかなどを知ることができます。宇宙に興味のある方や、お子様の教育などにもとてもおすすめです。
宇宙以外では、例えば北極、南極に関してや、砂漠、川など様々な自然環境やそれに関しての研究について学ぶことができます。爬虫類や虫などの動物の展示もありますし、大きな水槽で魚やクラゲなども展示されていました。
館内の様子
1階
1階は入り口付近にはフードコートなどのレストランとギフトショップがあります。また大きな航空機の模型が2機飾られています。
また2階を経由して1階に降りると「Eco systems」の展示があります。
2階
2階には沢山の展示がありますので、最初は2階から見始めるのをおすすめします。
エスカレーターを上がると、右側には主に宇宙関連の展示(Air & Space Exhibits )があり、歴史的に貴重な展示品が沢山あります。こちらは「Command Module」で宇宙船アポロの司令を担う部品です。
その他にも着陸船の模型「Viking Lander」や、宇宙服、5分の1スケールの宇宙望遠鏡など様々な興味深い展示品が沢山あります。
反対側には主にエコシステム(Eco systems)をテーマにした展示があり、こちらもボリュームたっぷりです。エコシステムとは生態系に関する用語で、生物同士が互いに依存しあい影響し合っていることを指します。そのため様々な自然環境をテーマにしたブースがあり、その研究内容にも言及されています。
例えば北極・南極をテーマにしたブースではホッキョクグマの剥製(はくせい)が展示されていました。その他にもペンギンの卵やホッキョクグマの毛皮にタッチできる展示などがありました。
砂漠に関するブースではイグアナやトカゲなどが飼育されてみることができます。他にも珍しいヘビやアリ、蜘蛛なども見られます。
また水族館のような要素もあり、クラゲや魚も飼育されていました。また水槽のトンネルを通ることができるなど、展示方法に様々な工夫が見られます。
3階
特別展(Special Exhibit)に加え、火や火事(Fire)をテーマとした展示がありました。特別展はチケット料金が掛かるため入り口でチケットを提示する必要があります。3階のそれ以外の展示はチケットは必要ありませんので自由に出入りできます。バーチャルで消火活動が体験できるブースなどがありました。
ギフトショップ
ギフトショップには宇宙らしいグッズやNASAのグッズ、動物や虫関連のグッズなど様々な商品が売られていました。スヌーピーグッズや宇宙食もありました。
まとめ
今回はロサンゼルスにある無料の科学博物館のスペースシャトルエンデバー(Space Shuttle Endeavour)をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。一番の見どころであったエンデバーが見られないのは残念なものの、他にも面白い展示がたくさんありますので見どころたっぷりです。お子様の学びになるような展示が沢山ありますので、家族連れで来られるのも非常におすすめです。
また近くにロサンゼルス自然史博物館や南カリフォルニア大学(USC)、ローズガーデンもありますので併せて観光してみてはいかがでしたでしょうか。
こちらの記事では同じくエクスポジションパーク(Exposition Park)内にある「ロサンゼルス自然史博物館」についてご紹介してますのでよろしければご覧ください。徒歩5分くらいの距離ですので、併せての観光が非常におすすめです。