Although, Though, Even though, Even ifの意味やそれぞれの使い方、違い、例文を紹介
今回は英語で「~にもかかわらず」や「~だけど」と言いたいときに使える Although, Thoughと、「たとえ~だとしても」などと言いたいときに使えるEven though, Even ifの4つを例文を交えて詳しくご紹介してまいります。
これらの表現を覚えておくとbutやhoweverなどの使い過ぎも防げますし、相手にこなれた印象も与えられると思います。英会話でも、書き言葉やビジネスの場でも使える表現ですので是非ご覧ください。
1分でわかる要点
- AlthoughとThoughはどちらも「~だけれども」等、まったく同じ意味を持つ。
- 会話だとThoughtをよく使い、使い方の幅も広く、Althoughはフォーマルな表現。
- Even though, Even ifは日本語にするとどちらも「~だとしても」となるが大きな違いがある。
- Even thoughは事実ベースの話で、Even ifは仮定ベースの話をする時に使う。
Altough
「~であるが」や「~にもかかわらず」、「~だけれども」といった意味を持つ言葉です。フォーマルな表現ですので、書き言葉やビジネスの場でも使えます。
大体、文頭につけて「~にもかかわらず、~だ。」といったような文章を作ることができます。
Although they have no money, they’ve bought a new car. 「金がないにも関わらず、彼らは新しい車を買った。」
Though
こちらはAlthoughよりもカジュアルなのに加えて、他の使い方もできます。
話し言葉でよく使われるのが、「though」を文尾につけることで、「でも」や「だけどね」といった意味になります。例えば、butを使って「確信はないけどね。」と言いたいときは「But I’m not sure.」というところ、thoughを使うと「I’m not sure though.」となります。
非常に便利な表現ですのでぜひ英会話などで使っていただきたいです。
(a) Though she loved him, she had to leave him.
「彼女は彼を愛していたけれども、彼から離れなければいけなかった。」
(b) The party was a lot of fun. It ended too early though.
「パーティーはすごい楽しかった。終わるのが早すぎたけどね。」
Even though
こちらは日本語にすると「~だとしても」や「~なのに」という表現です。普段「but」を使っている文章をEven thoughを使うことでより分かりやすくニュアンスを加えることができます。
例えば、「彼は18歳なのに、行動は子供っぽい。」と言いたい時、butを使うと「He is eighteen but still acts like a child.」 となるところ、even thoughを使うと 「Even though he is eighteen, he still acts like a child.」となります。
She was’nt embarrassed, even though she made a mistake. 「彼女はミスを犯したのに、恥ずかしげもなくいた。」
Even if
一方こちらは日本語にすると「たとえ~だとしても」や「たとえ~でも」となります。even thoughとの違いとしては、たとえばの話、つまり仮定の話をしているところです。
そのためeven ifの後に続くのは事実ではなく、「たとえ~だとしても、~する(しない)。」といった文章になります。
I’ll never speak to him again, even if he apologizes. 「たとえ彼が謝ってきたとしても、私はもう二度と彼と口を利かない。」
まとめ
今回はAlthough, Though, Even though, Even ifの4つをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。少しややこしいかもしれませんが、使えるようになると非常に便利な表現です。また、単調な表現やシンプルな表現を少し変えることで、すごくこなれた印象になりますし、会話も弾むでしょう。英会話力をアップしたいという方は是非これらの表現を使ってみてはいかがでしょうか。
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